2026年5月6日に常磐道で起こったマイクロバス事故の報道で出てきて白バスとはどういうことなのか?
また最近インバウンドの訪日外国人を有償で運行している白タクについても白バスと一緒に解説したいと思います
自社もしくは自分の車で有償でお客様を乗せて運行するためには緑色の営業ナンバーが付いている車と2種免許が必要です
緑色の営業ナンバーが無くても会社の社員が役員の運転手をする場合などは会社の車や役員の車が白のナンバーでも大丈夫です
運転代行の場合もお客様の車が白ナンバーでももちろん大丈夫です
2種免許はどうでしょうか?
緑色の営業ナンバーでお客様を乗せて運行する場合には2種免許が必要です
では会社の役員の運転手をする場合、車が会社車または役員の車の白ナンバーですと2種免許は必要ありません
運転代行の場合はお客様の車が白ナンバーでも2種免許が必要になります
しかし、随伴車がなく1人で運転代行をする場合は同じようなサービスでも運転代行ではなく運転請負業になりますので2種免許は必要ありません
もちろん安全性の問題を考えたら2種免許があった方がいいです
また1人代行の運転請負業は随伴車がないため人件費が安くなります
事故が起きた時も運転請負業の保険がありますので依頼する際は2種免許と運転請負業の保険は確認した方がいいと思います
また運転請負業の場合は運転代行業のような認定や認可、許可は必要ありませんのでどんな業者なのか確認してから依頼する必要があると思います
今回の白バスの場合はどうだったのでしょうか?
報道によるとバス会社がレンタカーを予約して運転手を紹介したそうですが、レンタカーは学校の名前で予約されていて運転手として紹介された男性が登録されていたそうです
バス会社が学校のレンタカーの予約を代わりに行うことは違法ではないです
運転手の紹介も派遣したわけではないのでこれも違法ではないと考えられます
学校が運転手を運転請負契約により運転を依頼したなら料金が発生していても白バスには該当しないでしょう
しかし、紹介された運転手は何度も事故を起こしていたり2種免許を取得していませんでしたのでバス会社は刑事責任はなくても民事では責任があるかもしれません
学校は運転手を運転請負契約で依頼していますので刑事責任はなくても民事では責任が認定される可能性は高いと思います
最近よく聞く外国人の白タクはどうでしょうか?
まずは車の所有者です
インバウンドの旅行客が所有している車とは考えにくいので運転手の車かレンタカーの可能性が高いです
また最近では緑色の営業ナンバーの車を借りて白タクを運行するケースがあるとも聞いております
運転手が所有する白ナンバーの車で料金が発生していれば白タクと言ってもいいと思います
緑色の営業ナンバーの車を借りて運行していてもその会社に運行の依頼があって、その会社の従業員が運転しなければ白タクになります
緑色の営業ナンバーで正規の運行を行っている会社には運行管理者もいて点呼も必ず行っています
また2種免許も必ず必要です
白ナンバーの運転手が所有する車で白タクを運行していれば2種免許があるかもわからないし、点呼は行っていません
では白ナンバーのレンタカーの場合はどうでしょうか?
レンタカーの契約者が運転手だったら自分の車で運行するのと同じですので白タクになってしまいます
しかし、レンタカーの契約者がお客様なら運転請負契約になりますので運転手が料金をもらって運行しても白タクにはならないです
この辺のグレーなラインをニュースでは解説されません。安全性と違法性は必ずしもつながっているわけではないですので違法じゃなければ安全ということはありません
費用が安い運転請負契約か高くても運行管理者が点呼して運行計画をつくって休憩のルールもしっかり守らないといけない旅客運送事業者を選ぶかはお客様次第です