少し早いですが2026年(9月予定)の道路交通法改正にあわせて、新ルールでペーパードライバー講習を行っていきたいと思います
ただし、ほとんどが今までペーパードライバー講習でやってきた内容と同じですので内容が変わるわけではなくルールとして守っていただくように説明していきたいと思います。
自転車のルールも変わりますので、こちらも記載しておきたいと思います。
まずは中央線がない5.5m未満の道路の最高速度が30kmになります。
生活道路では歩行者や自転車との距離が近くなりますのでスピードを出すと危険です。
制限速度が30kmでも歩行者や自転車との距離が近い場合はしっかりスピードを落としてください。
電柱やガードレールなどの動かない物は0.5m、駐車車両などの動く可能性がある物は1.0m、歩行者や自転車などの移動する人などは1.5mを空けるとされていますがペーパードライバーのように運転に慣れていない方が「この時はどれぐらい空けるの?」と考えることが注意が散漫になってしまうため東京埼玉出張ペーパードライバー教習では一律で1.5mと教えています。
それでも自転車の横を通過する際のスペースは1.5mでも足りないと思っております。
教習中に実際に起こったことですが目の前で自転車が転倒したことがあります。
また自転車が駐車車両を避けるために後ろを確認せずに車道に入り込んでくることはよくあることです。
電動キックボードにはミラーがない車両も多く自転車と同じように後ろを確認せずに車道に入り込んできたりしますので危険です。
免許が不要のためウインカーすら出さない車両もよく見かけます。
このような自転車や電動キックボードの横を通過する際、交通ルールでは1.5mになっていても、もっとスペースを空けて横を通過しないと危険だと思っています。
なかには自転車でも手で合図を出してしっかり後ろを確認してくださる方もいらっしゃいますが多くの方が「車が避ける」と思って運転しています。
駐車車両の横を通過する際も1.0mとされていますがお仕事の車(宅配便など)は近くに必ず人がいます。
急に出てきたり、ドアが開いたり、荷台のドアが開くこともあります。
そのような場合に備えて1.5m空けていただきたいと思っています。
電柱やガードレールの0.5mのスペースもペーパードライバーの方がそのスペースで通過するとミラーをぶつけたりするかもしれません。
もちろんスペースがとれなければゆっくりスピードを落として通過すれば大丈夫です。
2026年の道路交通法改正にあわせた教習をしていくのですがスペースは1.5mでこれからも教えていこうと思っています。
また自転車や電動キックボードにつきましては1.5mでは足りませんので、さらに余裕のあるスペースとしていきます。
自転車の反則金(青切符)について
16歳以上の自転車運転者の違反につきまして2026年4月1日から新しいルールに改正され厳しくなりますので高校生のお子様がいらっしゃるご家庭などは特にご注意ください。
違反項目がたくさんありますのでいくつか選んで記載します
・ながら運転 反則金 12000円
・遮断踏切立ち入り 反則金 7000円
・逆送や歩道通行 反則金 6000円
・信号無視 反則金 6000円
・一時不停止 反則金 5000円
・二人乗り 反則金 3000円
などの違反と反則金(それ以外にも多数ありますので上の表をご確認ください)が新しくできますので気をつけて自転車の運転をしてください