7月~9月ぐらいまではゲリラ豪雨に遭遇する可能性が上がります
実際、ペーパードライバー講習中にゲリラ豪雨に遭遇した場合は中断したり中止にしたりしますのでペーパードライバー講習ではゲリラ豪雨での運転は教えていません
今回は運転中にゲリラ豪雨に遭遇した場合、どのように対処すればいいのかを記載します
1枚目の画像はゲリラ豪雨を車内の助手席から撮影した画像です
ワイパーを使用していないわけではなくフルスピードでワイパーを使用していてワイパーが下に降りている一瞬の画像です。
言い換えるとワイパーで雨を除去した直後の画像です。
ゲリラ豪雨の時は常にこの画像のような視界ですので無理に運転すると事故の危険がありますので無理に運転をしないことを前提にいくつか対処法を載せておきます。
○止めやすい場所に一時停止
止めやすい場所に停止して雨の勢いが弱くなるのを待ちます
・高速道路の場合はすぐに停車することができませんのでパーキングエリアやサービスエリアまでスピードを落として左側の車線を通行して慎重に走行して下さい
視界が悪い時に真ん中の車線や追い越し車線をスピードを落として走行すると速い車が自車を認識するのが遅くなるので大変危険です
・一般道を走行中は道路に停車すると後続車に追突される危険がありますのでコンビニやスーパーなど安全に停められる場所に避難してください。
○ゆっくり走行
後続車に早く気づいてもらうためにもライトを点灯して後部の赤いライトを点灯させましょう
濃い霧や極端に視界が悪い豪雨の場合はハザードを付けることもあります
急ハンドルや急ブレーキは禁物です
ハイドロプレーニング現象(タイヤと路面の間に水の膜ができてハンドルやブレーキが制御不能になること)により車のコントロールができなくなることがありますのでお気をつけてください
○高架下やアンダーパス、川沿いを避ける
ゲリラ豪雨の際はイメージしている以上のスピードで増水することがあります
大丈夫だと思ってもすぐに脱出不可能になることがありますので増水すると危険な場所は迂回することが安全です
いざという時のために車のガラスを割る道具(1000円程度のもので大丈夫です)などがあると窓を割って脱出することができます。
車が冠水すると車内と外の水圧の差でドアが開けられなくなります
そのような場合はガラスを割って脱出します。
できるだけドアが開けられるうちに脱出してください。
車を捨ててでもご自身の命を守ることを優先してください。
○トンネルの出口付近は突風に注意
トンネルの中には風がなくてもトンネルから出た瞬間に横風でハンドルを取られることがあります
トンネルの出口はハンドルを取られるかもしれないことを理解したうえでハンドルをしっかり持ってスピードを落としてトンネルの外に出てください。
○気象情報
ラジオで気象情報を聞いたり、安全な場所に停車している時はアプリなどでゲリラ豪雨が何分後にやむかわかるものもありますので気象情報を聞いて待機したりして無理な運転は控えてください。
ゲリラ豪雨は突然遭遇したりしますのでこの記事を参考にしていただきいざという時に備えていただければと思います。